アラサー薬剤師@pharmbook93のブログ

一般の方向けに薬局や医療、健康に関する情報を発信!

厚生労働省も主催「薬と健康の週間」がスタート!

間もなく「薬と健康の週間」が始まります!あまり宣伝されておらず、認知度も低いようなので…微力ながらこのブログでも紹介したいと思います!!



 

目的-薬剤師の重要な役割

医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうために、毎年10月17日~23日の一週間、ポスターなどを用いて積極的な啓発活動を行う週間です。

薬と健康の週間 ポスター

活動内容-全国で展開!

ポスターなどの広報活動のほか、地域によってはイベントの開催も。主催は厚生労働省に加え都道府県、全国の薬剤師会も参加しており、大規模なものです。
配布されるパンフレット「知っておきたい薬の知識」には、薬の正しい使い方だけでなく、薬剤師の役割や薬局の活用法など、薬にまつわる情報が分かりやすくまとめられています。詳しくは後述します。

 

歴史-始まりは「昭和」

実は1978年(昭和53年)から実施されているもので、とても歴史のあるものです。アラサーである筆者は「平成」の薬学生時代に笑、イベントスタッフとして参加したこともあります。「令和」になってからももちろん続いており、薬局ではポスターの掲示やパンフレットの配布があります。
開催初日である10月17日は「薬祖神祭の日」昨年からその薬祖神さまがオリジナルキャラクターとして、ポスターやパンフレットの表紙に登場しています↓

 

パンフレット-表紙の変遷

左から令和元年~4年のパンフレット表紙


パンフレット-薬を使う人は全員必見!


開催は10月17日からですが、パンフレットはすでに厚生労働省ホームページでデータが公開されています↓

 

厚生労働省ホームページ

パンフレット「知っておきたい薬の知識」ダウンロード

https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001146692.pdf

 

薬の種類や正しい使い方をはじめ、薬剤師の役割や薬局の活用法、市販の薬「OTC医薬品」など、薬にまつわる情報が分かりやすくまとめられています
ほかにも近年の話題として、インターネットを利用した購入の注意点やマイナンバーカードの健康保険証利用、電子処方箋についても紹介されています。毎年作成されているものですが、その内容は更新されているので、薬を使う人は全員が必見のパンフレットです!!

 

最後に


毎年10月17日~23日の一週間で行われている「薬と健康の週間」皆さんはご存知でしたか?厚生労働省都道府県、薬剤師会といった組織が主催する大きな取り組みですが、あまり認知されていないようなので記事にしてみました。
お住まいの地域によりイベントや広報活動などの開催状況は異なります。しかし上記のパンフレットについては、厚生労働省のホームページからダウンロードすることが可能です↓

 

厚生労働省ホームページ

パンフレット「知っておきたい薬の知識」
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001146692.pdf

 

ぜひパンフレットをゲットして、お住まいの地域での活動にもご参加ください!地域ごとの詳細は下記ページに公開されているので、ご確認ください↓

 

厚生労働省 5 主な活動 →(2)都道府県および都道府県薬剤師会などの活動

www.mhlw.go.jp

 

薬を正しく使うことの大切さや、薬剤師の役割をより深く知っていただけると嬉しいです。